火星深青

日常の想いとか趣味の模型とか

緊張感の報酬

 前々回に怖い怖い、進まないとボヤいていたプラモデルがようやく完成しました。

mihairu.hatenablog.com

 

タミヤ トヨタ 1/24 GRスープラ

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(完成して良かった)

 

おぉ、なんだか、今まで作ってきたプラモデルの中でも相当まともに完成させられた気がしている…。最初はビビってはいたけど、緊張するのはいいことさ。慎重にやればいいのさ。

オール筆塗りでいく予定だったが、ボディーのみ筆塗りというカタチに納まった。シャーシやインテリアは形成色のままの部分が多く、つや消しクリアーで済ませている。ボディー以外は手短に済ませており、ダッシュボードのメーター類などのデカールすら省いてしまった。俺はそこまで中を見ないからそれでいいのだ。プラモデル趣味にとって、俺はそれでいいという感覚は大事である。

 

ボディー塗装は

①黒を全体に塗布。②平筆でGXメタルブラッディレッドを重ね塗りしまくる。③クリアーレッドを2回吹き付ける。④ガイアノーツのEXクリアーを3回吹き付ける。⑤1週間程度乾燥させる。⑥ラプロス6000番、8000番をそっと撫でるようにかける。⑦フィニッシャーズコンパウンド(ファイン、ミクロ)と、ハセガワのセラミックコンパウンドをかける。

といった感じ。き、気持ちわるっ!!でもコンパウンドをかける工程は結構楽しいので、遊びでやってみてもいいと思います笑 道具や色の選択は、偉大な先輩ブロガーの方々の残してくれた情報があってこその、この選択でした。模型ブロガーの皆様はやはり偉大でした。感謝しています。

 

そういえば前回の俺、ウイニングランは気楽とか言ってやがりますね。そんな馬鹿な。デカールは破けるわ、ヘッドライトのパーツを入れ忘れたまま接着するわ(今現在も)、自らの不注意チョップでミラーを叩くわで大変だった…意外と完成まであと一息ってトコロの工程が長いよね、カーモデルは。

 

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艶めかしい尻

筆塗りの跡がボディーに残っているのに対し、窓枠は黒でパキっと境界線がキマっています。この角度が一番好きです。さすがに窓枠は吹き付け塗装が必要かなって思ったので、エアブラシでガイアノーツのアルティメットブラックを吹き付けました。窓パーツをはめる瞬間、ボディーの情報量がぐっと増えて、感動する一瞬でもあります。すっげー楽しいよ!

 

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ホットウィール風なアングル

そういえばどこかで、カーモデルを作っている人に「凄いですね。まるでミニカーみたいだ。」と褒めるとブチ切れられるらしいという情報を見た。まぁ、今のスケールモデルは、リアリティーを競い合うように模型を作ろうという方向性でできている気はする。発想で勝負というよりは、技術面で勝負!みたいな。それにしてもミニカーみたいとは、言い誉め言葉じゃないか。ピカピカで重みもあって可愛くて奇麗なミニカーだぜ。俺のGRスープラもそれでいいよ。

 

筆塗りなんて無理だろと思う反面、俺は案外できるんじゃないかって思ってはいた。正直なところ、自分の満足感を得る為という理由よりは、エアブラシが模型業界を制圧している現状に一矢報いたい反骨精神が無かったとは言えない。ただそれは俺は俺で、君は俺じゃないというだけの事だ。(でもカーモデル筆塗り作例は、出来ればもっと見てみたい!やっぱり誌面では無理なのかなぁ?開拓されていない感じがまた面白いのだが。)

 

これからも自分で考えて、自分が納得できるプラモデルの遊び方を開拓していこう。

今回は成功です!やったよ!この車、超かっこいい!FOOO

 

セラミックコンパウンド (TT25)

セラミックコンパウンド (TT25)

  • メディア: おもちゃ&ホビー
 
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完成品の記事は、とにかくホットな内に書かないとエモーショナルな部分が萎れて進めなくなるという事を学びました笑 感情的な部分が薄れたら、俺は一体何を書けばいいんでしょうか? 

次回は飛行機を作っていきます!それではまた。

 

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