突撃モンザレッド
新しい飛行機を作るにあたって、俺は新しい塗料が使いたくなった。水性ホビーカラーがリニューアルして使いやすくなったらしくずっと気になっていたので、今回の飛行機模型で試してみた。
最近までコルクボードにランナー状態でぶら下げてあったハセガワのファイティングファルコンを作っていく。いやー、思っていたよりもランナー状態での飾り方が良くて、長らく放置してしまった。サボリとも言うらしい。
お試しということで、モンザレッド、インディブルー、つや消しホワイトの3つだけ購入してみた。(黒、白は棚になかった。売り切れだ!)
今回はその中からモンザレッドを選択した。モンザレッド君とは、ラッカー塗料時代からの長い付き合いだ。彼はガンプラの赤いつま先だとか、キャラクターモデルの明るい赤を得意としていた。フェラーリの赤も得意みたいですね。でも使いやすいかと言われると、隠ぺい力の弱さがネックで結構クセのある塗料です。史実なんて関係ねえ、モンザレッドで突撃だ!
これは筆で途中まで塗った写真です。えっ?マクロス7のファイアーバルキリー?と、なることは若干承知の上だったが、予想以上にVF-19改ファイアーバルキリーであった。マクロス7見た?俺は確か23話くらいで挫折した記憶がある。アニマスピリチアー。
今回は筆塗りだ!最近はマジで失敗続きで、納得のいく完成品というものが作れていなかったので、今回こそは自分で納得できるものを作っていきたいと俺は考えていた。失敗は避けたいといいつつ、モンザレッドはファイティングファルコンとは大きく離れた塗料なんだが大丈夫だろうか……。ちょっと心配~。まぁ税込み800円程の安価なモデルだし、また買うこともあるでしょう。多分!
モンザレッドはかなり下地に左右される塗料だ。ピンクサフ、ホワイトサフ辺りが綺麗に発色してくれそうですね。今回はマホガニーを下地にバーッと塗ってあります。発色するまで嫌な感じのムラで、心が折れかけましたがギリギリ発色してくれて助かった。
そうだ、肝心の(新)水性ホビーカラーの筆塗りの感覚について。これは元の所謂(旧)水性ホビーカラーをほとんど使ったことが無いので、俺は比較ができない。
(新)の使用感はかなりラッカー塗料に近く、ラッカーに比べて伸びの良さが若干上で、乾燥時間は若干遅めだが、10分も経てば重ね塗りは可能っぽい。完全乾燥ではないので、指で触ると指紋の跡がついてしまうけどね。
匂いについては全然気にならない!これは最高ですね。タミヤアクリルミニと比べると、タミヤの方がシャバシャバしていて伸びがいいって感じはしました。ここは好みだと思います。シタデルカラーの代わりになるかと期待されていましたが、ならん!あっちは最強の課金アイテムだぞ。キングの地位は揺らがなかった。
ぐらっ、ガシャシャ!ポキッ。あっあっあっあっ。……つらっ……。や、やらかしたーー。オオンンモォン!!!!!(声が出た)やだーーもーーーー!困ります~~~~~!ハァー。
鼻先の、ほっそいアンテナみたいな部品が逝きました。めげずに頑張りたいと思います。過激にファイヤー!!
追記:折れたのはピトー管という速度を計る部品だったみたいです。あと普通にこれじゃ飛べないとかなんとか…!何という事だ!