漫画と過ごす日々は悪くないと俺は思う。
2020年の8月は、俺が長らく購読していた漫画本の最終巻が3冊も出てしまった!驚きだ。中間管理職トネガワ10巻、ヒナまつり19巻、それからまだ出ていないが、ここに加えてトクサツガガガ20巻も最終巻で入ってくる予定だ。
漫画雑誌を読まない俺は、大抵ピンポイント、単行本で漫画を読む。出費もばかにならないので、連載中の漫画を買う数は決して多くないが、そのうちの3作品がまさかの今月に同時に最終巻を迎えたのであった。まぁガッツリ首を長くして待っていました!という感じの買い方ではなかったが、それでも新刊コーナーに並ぶお気に入りの作品を見つけると、迷いなくレジに持って行くくらい好きな漫画でした。
どちらもストーリーありつつのギャグ漫画…と言っていいのだろうか。ギャグ漫画という表記の仕方は、なんだか幼稚過ぎるような気がして余り好きじゃないのだが。コメディー漫画?まぁ、ともかく、どちらも迷いなく買うことを公開させないくらいに面白い漫画で、笑いどころが全くないことはまず無かった。ヒナまつりが最強過ぎて笑いに隙が無い。トネガワ先生もコングラッチュレーション…、コングラッチュレーション…。
俺が今、何も知らない状態でヒナまつりとトネガワ先生を友人から勧められたところで、完結した漫画をイチから集めようとはなかなか思わないだろう。単行本派の俺にとっては、買いやすい巻数のタイミングってもんがある。どれだけ先まで続くかの見通しはできないが、しかし現状2~3巻まで発売していて連載中となればこれはかなり手に取りやすい。そういうタイミングでこれらの作品に出合えたのは幸せな偶然だ。実家の本棚には、俺が買った途中までの単行本があるので、こちらの住まいで本棚を買い次第移動しようと思う。
ヒナまつりとの出会いは、確か北海道北見市のツタヤだ。大学進学で北海道に住んでいた頃、友達の岡本君が絶賛しており、試しに1巻だけ買ってみたら絵がなんかガサガサしているなあと思いながらも、ギャグ漫画にありがちな太字のフォントで大声でわざとらしく笑いを誘うような小技を使っていないところがシュールで気に入ったのを覚えている。それは今でも変わらない。それから、規格外武闘派の新田妹が本気でバトル(暴力)するシーンを期待していたのだけれど、終ぞ見る事が出来なかったぜ。
トネガワ先生は主にネット記事から情報を得て購入に至った。カイジ(スピンオフではなく本編)の方は購読していなかったので、アニメで見た分の話しか知らなかったが、それでも問題なく楽しむ事が出来た。地元の友人の話では、カイジ本編よりもこっちの方が面白いんじゃないか説も出ている。しかし10巻完結かあ。通しで読んでも1日かからない巻数なのは良いですね。最後は切ない。
これで俺が継続して買っている漫画作品から3作品もいなくなってしまったわけだが、しかし新しい出会いを探す楽しみも増えた。俺は表紙買い派なので、また本屋に行って物色するとしましょう。増え続ける漫画本に、電子書籍にした方が良いんじゃないかって何度も思ったけど、俺は単行本のビニールをピピーっとやってパリっと開ける瞬間が好きなんだよねー。さあ読むぞって感じ。あの時間に、価値を見出している。
うわっ!みなみけは20巻まで出ていたのか!しまった、18巻で止まっている。しかしまだ最終巻ではなかった!嬉しい。