火星深青

日常の想いとか趣味の模型とか

燻った脳内モデリングとカーモデル制作意欲と駄文

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▲これ、黒サフなしでイケますかねぇ~?の会議


 仕事中、暇があると頭の中でプラモデル作る工程を想像して脳内モデリングをしてしまう人は居りませんか。それ、わしじゃよ。別に気を抜いて作業をしているわけではないんじゃが、3時間も通しで作業をしていて集中力を持続できる人間は居りませぬて。

 

 そんな中で最近よく考えるのがカーモデルの筆塗りについてです。実車のボディーが塗料の吹き付けによって塗装されているので、模型でもエアブラシによる塗装をするのが実車の塗装に最も近く、模型誌などで紹介されている塗装方法としても一般的でしょう。しかし気軽に模型を楽しみたい多くの人達は、エアブラシを持っていない人の方が多いのではないでしょうか。そこまで本気で塗装に取り組むつもりが無いとか、又は塗装ブースを設置するスペースが無いなど理由は様々ですが、エアブラシ塗装は準備をするまでのハードルがやや高いと感じます。

 

 「じゃあエアブラシを持っていない人間は、カーモデルに手を出さないほうが良いのか?」「俺はカーモデルが作りたいんだけど、エアブラシを持っていないから無理だなあ。」

 

 

  そこなんですよ!ツイッターで「カーモデル 筆塗り」で検索をかけると、大体が達人技を持っていないと無理とか、ムラが気になってとても作る気になれないとか、そういう意見を多く見かけました。で、実際にやってみた結果と言うのはめちゃ少ないわけで。

 

 どうして筆を使った塗装が少ないかと言うと、やはり塗り方などの研究がまだ足りていないからとか、実際に綺麗に塗られた作品をネットでも模型誌でも全然見かけないからとか、エアブラシを用いた「塗装の手順」ってのが無いからなのかなと思っています。安心して通れる整備された道と、まだ荒れたままの獣道だったら多少交通費がかかっても整備された道を通りたいように、エアブラシ買って塗装した方がラクやでーってことで。しかもそれは誠に正しい選択でもあります。 

 

 

 しかしだからと言って筆塗りでカーモデルが無理なんて、そんなキッパリ割り切ったら持っていない人やつ買えない人はどうすんだよって、ああ俺は一体何と戦っているのか。GRスープラを作るときも自身の中の何かと戦っていたなぁ。さてどうにも不思議なことに、挑戦している人は少なくない筈なのに、戦いの記録が今一つ残っていないんだよな。成功も失敗もない。この細々とやっている6畳一間みたいなブログですらグーグルの検索に引っかかるのだ。(ちょっと嬉しい!ありがとうございます!)

 

mihairu.hatenablog.com

 

 尚、戦車模型を作るときに使う、錆びたり朽ちたりしているように見える表現方法はそのままカーモデルに応用できるのか、筆ならではの汚しテクニックを用いてカーモデル制作を行っている人達はよく見かける。廃車のジオラマとか、艶の無い古びた塗装とか。(逆は見ない。ピカピカの戦車は見かけない。)

 だが、それはちゃうねん。俺のやりたいことはちゃうねん。ある程度見れるレベルまで奇麗なままで仕上げたカーモデルを作りたいねん。ヨドバシのカーモデル売り場には、たまに車好きのヤンキー風の若者がいるじゃん。そういう元からカッコいいものを求めてやってきた人に、筆塗りなら朽ちた表現がイイよってなんかなぁ、と感じてしまう。でも、缶スプレーが使える環境なら缶スプレーでいいのか。

 

 そういう訳でなんかカーモデルを作りたいって意欲が湧いてしまったので、次回からはタミヤの王道GT-Rをやりたいと思います。あ、何かに怒って始めるのではなくて、自分で勝手に盛り上がって奮起しているだけなので、楽しくやっていきます。筆を使いたくてね。切り札はハセガワのフィニッシュシートシリーズだ。上手く行かなくても、こんな感じになりましたーって完成はする筈ですので!

 

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