火星深青

日常の想いとか趣味の模型とか

メカニックツールツクール

 日曜日も、もう終わりですね。気分はどうだい?(嫌な挨拶)

 

 タミヤから発売されているラリーメカニックセットは1/24スケールのカーモデルと合わせて情景を作る事が出来る、人形5体と車の整備に必要なツールがセットになった製品だ。指差し確認をしているドライバーのフィギュアは、一部で親しみを込めて「ヨシおじさん」と呼ばれている。このフィギュアのデキが良く、どんなスケールのプラモデルにも合わせられるのだ。ヨシ!

 

 そして工具類のパーツが組み立てたらどうなるのか、俺はまだ知らなかった。なぜなら人形目当てに購入したものだから、銀色のWランナー2枚は未だ袋の中に閉じ込められたままだったのだ。ヨシ、折角なので作ってみよう。俺、写真でも見たことないし。

 

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工具は全て銀色で形成されている。この形成色も相当にカッコイイ。

 これは工具箱。3パーツでシンプルに構成されている。ドライバーやレンチなどがまとめて彫刻されているパーツは今の基準で見るとあまり細かくはないが、形はピシッと出ている。正直この時点ではちょっとディティールに物足りなさを感じたが、ドライブラシで塗ってみるとかなりいい塩梅だった。

 

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パーツは木に両面テープで軽く固定してやると良い。

 手順。黒で全部を塗りつぶす。乾燥したらシルバーでドライブラシをかける。最後にドライバーの取っ手を好きな色でチョンチョンと塗っておしまいだ。

 

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工具箱

 汚し過ぎてかなりボロボロにしてしまったが、作業現場では綺麗な工具の方が珍しいのでこれで正解なのかもしれない。赤い工具箱は完全にうちの職場にもありそうなタイプである。職人のオヤジは気分屋だが、メカニックの経験は長く腕は確かだ。今日も角の取れた工具箱を車に積み込み、あっちやこっちの職場へ向かうのだ。正直、もっと工具箱はゴチャっててパンパンに詰め込まれているとは思うが。よく考えたらシルバーアクセの露天商じゃないんだから、こんな綺麗に並べられてはいないよな。

 

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パーツボックス

 ドライブラシを中心に塗装をしたもんだから、まるで深海から引き揚げられたかのような仕上がりになった。工具はメカニッククルーにとって大事な商売道具なので、ある程度綺麗にしていないと怒られるんじゃないかなあ。でもミニチュアとしてはハッタリが効いていて良い感じだ。俺は白いハイライトをワザとらしく付けるのも好きだ。ぽよよんろっく先生の描く肩のハイライトみたいなもんだろう。違うか。

 

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ノートパソコン

 メタリックレッドとRLM75グレーバイオレットの2色で。キーボードの一部にわざとらしいハイライトを少し入れると艶のありそうな良い感じになった。

 

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スロープ板

 これはもう、車のタイヤが直接乗るところなので汚し&汚し。ウェザリングカラーのラストオレンジ、ステインブラウン、グレイッシュブラウンなどが活躍した。

 

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 まだ全て作りきったわけではないが、並べて楽しいと思えるくらいには数が揃った。ガチャガチャで出てくるミニチュアみたいだね。白で描いたハイライトや、黒でフィルタリングしたあとなどが合わさってコントラストの強い塗りになったけれど、こういう100均で売っている置物みたいな塗り方も好きなので今回の出来には満足だ。まだまだ楽しそうなジャッキや小物があるし、人間も色を付けてやりたいので気が向いたら進めたいね。

 

 夢中になって一日中これをやっていたので、その日の感動はその日のうちに書き留めたいと思い、急いで記事にしました。つかれた!また次回!

 

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箱絵ドライバーもご満悦。

  いや、掃除しとけよってキレてるのかもしれん。

 

 あとで書こうって思って、後日何に感動したのか忘れちゃうのはとっても悲しいことだからね…。プラモの完成品を見ても思い出せない時もあるのよね。