メカニックツールツクール2
今週は妻が風邪をひいたので模型を作る部屋が使えなかったり、残業が多かったりと模型に割ける時間が少なかったこともあり、週末にようやくまとまった時間を使う事が出来た。模型を作る作業台は和室の一角にあり、そこは布団を敷く寝室でもあるので病人を隔離すると自動的に趣味からも隔離されてしまうのであった。まぁ今はもうすっかり元気で、めしもよく食うし車も乗り回している。
少ない時間で作るなら小さいプラモデルだ!と思い、先週ノリノリで塗装していたラリーメカニックセットの続きに着手したのだが、小さいものはかんたんで塗装もはやいと考えたが、ま、そんなわけがなかったのだ。何しろ小さいので取っ手の確保や筆先の管理にとても気を遣う。最近は地を走るプラモデルとか、落ちている小物とか、目線が下を向きがちなので、その背面越しに夕焼け空を感じたりできる飛行機のプラモデルでも気軽に組みたいなぁ。
まじ卍~。なんとこの小ささで塗り分けは4色もある。赤色のトリガーを塗り分ける時は楽しかった。インパクトレンチというのは電気でモーターを回転させてボルトやナットを素早く締められる、パワーとスピードを兼ね備えたひみつ道具である。ミディアムブルーで塗ったほうはマキタのカラーをイメージした。もう少し緑っぽいけどね。
実物のレンチは非常に頑丈だが、プラ製のレンチは取り扱いに気を遣うほど細くて脆い。この形はコンビネーションレンチといいます。これが無いと整備士は仕事にならんだろうなぁ。穴の中にラチェットが入っていると作業効率が上がって嬉しい。
カナヅチ。アーマーナイト、ジェネラルに大きなダメージを与えられる斧属性の武器。
ステンレス製のトレイを使うような気がするのだが、なぜかサビを入れてしまった。塗装で手を入れるところが無かったので、アクセントとしてウェザリングカラーのラストオレンジを使ってしまいました。
こまごましたツールはトレイと組み合わせると味が出てくる。トンカチとレンチはとりあわせが良いね。
ブレーキディスクは新品未使用のスペアかなと思い汚し塗装は入れなかった。今回作った道具の中ではまあまあ大きめ。先程のレンチがこのナットに使えるくらいだ。つまるところ、やっぱりレンチはアホ程小さいのである。
車を持ち上げた状態を保持するための足場なのだが、なぜか頼りない。本当にこんなカタチで車を支えているのだろうか。下に潜り込んだ整備士が労災に遭いそうで俺は嫌な予感しかしないよ。こわい。
残りの部品も少し足したところでツールセットも豪華になってきた。数は結構作ったように見えるが、これらは全て合わせても掌で一掴みできるくらいのミニマムセットなのだ。どうしてそんな細かいものを作っているのと尋ねられたら、正直俺もどうして作っているのか分からないけど、こうして集合写真を撮るときは中々に楽しい。作らなければ、この写真は撮れなかったわけだしな。それでいいのだ。
ミハイルに何かお恵み下さいリスト (先日また結婚祝いの品を頂きました。ありがとうございました。大事に作りたいと思います。)
プラモデル制作中に実況動画をBGMで流していることが多いが、あれは製作の面白さを薄味にしているんじゃないかと若干のギワクが生まれつつある。エイコーゴー!