すばらしきヨンパチ戦車 T-55
新年明けましておめでとうございます。2021年も細々とやっていきますので、見に来ていただける方は今年もまた宜しくお願い致します。
さて現在は二人暮らしなので塗装にも配慮しようと思い、吹き付け塗装を自粛していたのだが、この間プラ地にシタデルカラーを使おうと思い筆で塗り始めたところ、表面で水がはじかれる様に塗料が上手く乗らなかったのでとうとう我慢の限界が来た。という事で押し入れからエアブラシを引っ張り出して黒いサーフェイサーを下地に吹いた。ついでに塗装待ちのプラモデル数種にも吹き付けておいたのでしばらくは安泰だ。ヤッタネ。
出来上がったのはタミヤから発売されている1/48 ソビエト戦車 T-55 だ。1月1日。ある程度やるべき用事は済ませたので、正月は模型趣味にたっぷりと時間を使う事が出来た。今日の夕食は豚しゃぶだったんですよ。飯もうまい、模型も上出来、最高の新年。
黒サフを吹いて、シタデルのベースカラーのグレー系を塗って、NULN OILで影を作り、上から一段明るいグレーをドライブラシでサササッとかけたところです。
そして部分塗装とウェザリングカラー各色をちょんちょんと置いて流していって完成。間の写真が無くてすみません。丸太は肌色っぽい色を先に塗っておいて、その上からウェザリングカラーのステインブラウンを塗ってあげるとそれらしくなりました。
上から見るとこんな感じ。ううむ、カッコいいな。リアリティーの追求というよりは、手癖で演出的なメイクを施す感じで色を置いていったのでメチャクチャかもしれないけど、まぁ大目に見て欲しい。しかしマジでかっこいいな…。
俺は戦車に詳しくない。なので俺は自分で何を作っているのかよく分からないままフンイキで色を塗ってしまった。お許しください。しかしこのメッシュの部分はカッコイイ。黒で塗り分ける価値は十二分にある。後ろのドラム缶は追加燃料みたいです。
このぐるっとボルトで固定されたようなハッチ周りが最高に好きなんですよね。ん?よく見るとギャンの盾に見えてきた。本来はここから兵士が一人顔を出す事が出来るのだが、かわいそうに、俺が誤って蓋を接着してしまったばかりにそれは叶わぬ。お許しください。
何かは知らないが塗りがいがあり楽しい。お気に入りポイントの一つ。接着も目印があり親切だった。
良いコンテナだ。こういう小物は不思議と戦車には馴染む。サイズもシンデレラフィットだしな。そういえばこの戦車には斧とかスコップがくっ付いていなかった。もしかしたらようやく箱の中にしまう事を覚えたのかもしれない。
泥汚れにはウェザリングペーストのマッドホワイトを使ってみた。このマテリアルを使うのは初めてだったけど、ほんとに瓶詰めの泥って感じでした。乾くとホンモノさながらの乾いた泥のような質感に変化した。ちょっとスゴイぞ。
以上、ソビエト戦車 T-55 でした。基本塗装から汚し、完成まで一気に持って行く事が出来てとても満足しています。1/48と言う小さなサイズにも関わらずシャープな造形だったので、ドライブラシで輪郭をなぞったりピンウォッシュで溝に塗料を流し込んだりすると、めちゃくちゃ上達したかのように良い完成品になりました。いつかはアンテナや機銃が何かの拍子に欠損してしまう事も十分に考えられるので、ここに完全な状態のコレを記録します。いやー、写真の撮りがいもあるし楽しかった!結構上手く出来たでしょ。ハッハッハ、また次回!
今、模型が一番エキサイティングな趣味である。超、エキサイティン。