火星深青

日常の想いとか趣味の模型とか

『ドイツレベル VW ニュービートル』ありがとうございます!

 

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先日ツイッターのフォロワーさんから、VWフォルクスワーゲンニュービートルのプラモデルをお恵みいただきました。ありがとうございます。

このニュービートルのプラモデルはドイツレベル社というドイツの模型メーカーから発売されている、海外のプラモデルです。で、俺はニュービートルWikipediaで調べたりしたのだけれども、フォルクスワーゲンはドイツの自動車メーカーなんですね。ドイツが作った車をドイツのプラモデルメーカーが出したというところが、名産地の果物を食べるみたいな感じでイイですね。

俺は海外の知り合いはいないので、ちょっと分からないんですが、ドイツではドイツレベルが主流なんだろうか。日本ではタミヤ、ハセガワ、フジミ、アオシマ(カーモデルの話)をよく見かけるけども、ドイツではプラモデル売り場にドイツレベル社の製品が沢山積まれているのだろうか。国の風景自体を知らないので、想像もできないのであった…。

 

(ドイツレベルか…、俺は以前、ドイツレベルのジーラングラールビコンというカーモデルを作ったことがある。今も仮組した状態で箱の中に一時的に保管してある…というよりも、まさに放置中といったところである。

そのジープはとにかく全てのパーツが白かった。白以外の色は、ゴム質のタイヤの黒だけだ。ある程度カーモデルに慣れてくると、何となく完成までのルートが見えてくる。塗装するカロリーを考えると、ちょっと待ってくださいよ、また今度でもいいですかという気持ちになり、俺はそっと蓋をとじる。)

 

さて、ニュービートルの話である。このプラモデルは最初からカラフルだ。ボディーも、シャーシも、インテリアも、それぞれ設定通りの色が付いている。さらに楽しいのは、これらのランナーが海外メーカーによく見られる厚めの半透明のビニール袋に入っているところ!レゴブロックやハッピーセットが入っている袋に近いです。あれをハサミで開けて取り出すとき、ウワーッ始まるぞ!楽しいなあ!となるわけですね、はい。

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▲イージー・クリック・システム搭載。接着剤不要で、差し込むことでパーツを繋げられるみたいです。バンダイで言うところのスナップフィットと似ていますね、クリック。

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▲シャーシやインテリアは全てつや消しの黒でできているので、そのまま組んだだけでもかなりの満足感があります。車内の足元はザラザラした質感で、マットを表現しているものと思われます。こういう表現は国内メーカであまり見かけないのでちょっと興奮。

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▲俺は一人で作っていたので「ちょっとこれ見てくれ!オモロイ!」と誰にも言えなかったのですが、見て欲しい。このインパネのちょっとザラザラした質感の表現がかなり凝ってるんですよ。見応えがあります。

「イージー」とか「初心者向け」などの売り文句をする製品は、少しあっさりした作りになっているイメージがあったのだけど、これは違うみたい。組み立ては簡単でも、一つ一つのパーツにかなり力が入っていて見応えがあります。パーツをランナーから切り離してサクッと指定の場所に入れるだけなので最高~。ちなみにここまで接着剤は一切使っていません。ううむ、国内メーカーのハンドル部分もクリックシステムにしてほしいぞ。

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VWのロゴ入りタイヤ。イイね。ちょっと塗ると多分化けます。

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▲ボディーはツルツル!クリアパーツもツルツル!すげえー。パーティングラインを消そうと思うけど、そうするとボディーに傷をつけてしまうので全塗装したくなるじゃんね、というジレンマが潜んでいます。

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▲フロントライトのクリアパーツは固定するための穴と棒が、裏側の少しずれた場所に逃がしてあるのが非常にナイス設計!見栄えを損ないません。

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▲ガションガションガショーン。

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▲ヨシヨシ。

まだデカールが残っていますが、この後じっくりと仕上げる場合に必要になってくると思いますので、まだ貼らずにとっておきましょうか。

手に持った時の重さとか、丸くて可愛いボディーとか、手に取って初めて魅力が分かるプラモデルかもしれません。このツルツルしたプラスチックの質感も、色が足りないシンプルさもドイツレベルのVWニュービートルの魅力の一つなのかもしれないと思うと、塗装に思い切りが付きませんねぇ。

しかしドイツレベルのVWニュービートル、かなり良くできたプラモデルです。慎重にパーツを組み付けていく過程が面白かったよ。

ミハイルに何かお恵み下さいリスト

「ドイツ 食品」で調べたら、ソーセージやザワークラウト、ビールなんかが出てきてもうたまりませんね。めっちゃ行ってみたいわ…。

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