火星深青

日常の想いとか趣味の模型とか

『タミヤ 三菱GTOツインターボ』ありがとうございます!

 タミヤの三菱GTOツインターボは今年の誕生日に親切なフォロワー様から頂いたプラモデルです。一緒に素敵なテキサコの水転写デカールセットもいただいたのですが、そちらは未だ使用しておりません。出番が来たら、また紹介したいと思います。

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 このようなネオクラシックなスポーツカーは普段あまり見かけることがないし、数年前の自分だったら道で見かけたとしてもそれと気付くこともできなかっただろう。車のプラモデルを作りはじめるまでの自分は、「車はスニーカーと同じように掃きつぶすもの」くらいの、雑で乱暴な印象しか持っていなかった。興味を示す対象が本当に狭かったんだな。

 ところが最近は車模型を作っているせいか、車道を走る車のホイールに目を向けたり、ちょっと珍しいなと思う車の形には気付くようになってきた。興味が湧いてきたんだね。

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 特に土日の天気のいい日などには、オーナーが走らせたいのか見栄えのする車を見かけることが多くなっている気がした。知っている車が走っているところを見ると思わず「オオッ!」と反応してしまうようで、マツダRX-7なんかが見れたらもうラッキーと感じてしまうほどに愛着を感じてしまう。もちろん、これはプラモデルから得た愛着なんだけども、好きな車(プラモデル)が元気に走ってるというのはテンションが上がるものだ。

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 今回はタミヤから発売されている三菱GTOを、メタリックブルーの光沢仕上げで作ってみた。ほかのブログでメタリックブルーを使用した作例を見かけて一目惚れしてしまったから。

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 パッケージには赤いボディーが大きく描かれているので、実車を知らない人からすると「え、青?マジか。」となるかもしれない。実際自分も堂々としたパッケージからは「赤以外ないでしょう」といった印象を受けたが、青で作ってみるとなんと色の似合うことか(動揺)。きっと黄色やシルバーも似合うと思う。

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 その上手い人のブログに載っていたテクニックの一つに「ホイールはメッキを生かしつつ、上からエナメル塗料のブラックを吹き付けてふき取ることで、簡単にそれっぽい質感を得ることが出来る」というものがあって、それを自分も実践してみたら中々に効果的だったので、これからもマネしていきたい。何より上手いのに妙にズボラで、ラクに、簡単さを望んでいるところが意外性があって面白かったので気に入ってしまった。

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 塗装はほぼ全て水性ホビーカラー。一部の塗り分けにエナメル塗料を使用した。テールランプの赤はガイアノーツのクリアーレッドを使用しています。残念ながら水性ホビーカラーのクリアーレッドの色味はピンクに近く、車模型には使えそうになかったからだ。水性ホビーカラーのクリアーを3回吹き付け、乾燥を待ってコンパウンドで研ぎ出しをしている。(乾燥時間が甘かった模様。ボディーには指紋が残ってしまった。)

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 メインカラーはメタリックブルーをそのまま使用してみたのだけどこれが大当たり。この塗料はリターダー無しでも非常に良い発色をするので、エアブラシ手吹き付けるとかなりいい仕事をするなと思った。

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 もしも街中で三菱GTOを見かけることがあったら、もう見逃すというようなことはないだろう。完成したこの日から、自分の中では一生懸命作った特別な車種であり、愛着のある車ということになったのだから。

ボリュームの割にはとても安いので、チャレンジしてみてね。

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▲ケント紙のオレンジではどうなるか実験したんだけども、今一つ上手くいかなかった例でございます。

これは秘密なんですが、下の方のフロントライトのクリアパーツを裏表逆に取り付けてしまったみたいなんですよね。ハハッ!… ……ではまた次回!!!!!!ノシ