火星深青

日常の想いとか趣味の模型とか

さて、開けるか【HOT WEELS 5カーパック】

アマゾンから配送されてきた小箱を眺めては、開けよう開けようと考えていた。しかし、いつ?自分の中で「いつ」がベストなタイミングなのか悩んだりもしたが、昨日の晩に誘惑に負けて結局開けてしまった。買ったのはホットウィールの5カーパックである。5カーパックとは、その名の通り5種類のミニカーがセットになった商品なのだけれど、これの面白いところは入っているミニカーはランダムで、アマゾンで注文して送られてくるまでは何が入っているのか分からないというところだ。(しかしブリスターは透明なので、もし店頭販売されていれば客は選んで買うことが出来る、のだろうか。お店で購入したことがないので勘違いしていたらすみません。)ま、ま、そういうことなので、段ボールからブリスターを取り出し、開封結果をみんなで見てみようじゃあないか、ということなのである。まず段ボールを開封し、商品の確認をします。

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中身を見たとき、色鮮やかなミニカーがズラッと奇麗に並べられて入っているのに興奮した。なぜなら俺は今までヨドバシで一台ずつ買うか、中古ショップを覗いては古くなったミニカーを格安で買い漁ることしかしていなかったからだ。だからこんなにきれいに丁寧に箱に入っていると、一台せいぜい300円くらいであろうベーシックカーでさえ、ちょっとしゃれたアクセサリーにさえ見えてしまう。いや、すげえな。このまま飾るのが一番なんじゃねえの。実際に昨日はリビングのカラーボックスに立てて飾ってみたのだけれど、十分見栄えするし、これが部屋に置いてあるだけで毎日がクリスマスみたいにウキウキする。そっと置いて行ったのはサンタさんなんだきっと(31歳談)。

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▲もう元には戻らないタイプの箱だったので気合が要りました。

だがしかし、開けるのである。開けたいので開けるのである。俺はアマゾンのブラックフライデーセールでこれを発見した。今はもう1500円ほどに戻ってしまったが、買ったときは900円ちょっとで大変お買い得だった。セールの際は、もしかしてと思い出しチェックするのが吉か。

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箱の横に「HW LEGENDS」と書いてあったのが気になったんだけど、もしかしてこれって完全ランダムではないのだろうか。例えばこのサーフボードの形をした青い車や、フロントに髑髏が付いた車なんかは箱にちょっとしたイラストが描かれているのだけど、セットの目玉商品として確定で出てきたりするのか。その辺りはちょっと分からないけど、ま、しかし、この箱の中身は個人的にかなり満足だった。彩りがいいよね。何が当たったのかは、一応下の方に載せようと思う。

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5カーパックの何が面白いって、まとめ売りとそのランダム性だ。何が届くかわからないドキドキと、自分だったらまず選ばないだろうというクルマが突然手元にやってくる。5種類も届けばその中に好きな車もあるだろうし、その反対に全く好みではない車も混じってくるのだが、それがこのプレゼント感満載の奇麗な箱にピシッと揃えられていると奇妙なことにバラバラの個性を持ったミニカーに一体感が生まれる。それぞれが個性あふれる色していることで、個別ではパッとしない車たちも、この5種類のメンバーの中ではなくてはならない独特の個性と存在感を発揮し、ああ、お前がいてこそのこのメンバーだもんな、という気持ちになり妙に納得してしまうのだ。アイドルグループかな?

ガンダムベース東京にズラッと飾られている旧キットたちの事を思い出した。色が足りない単色のキットたちでも、群となればそれぞれが足りない色を補完しあうと。俺の中では、この赤鼻で黒いボディーをしたミニカーが単品ではパッとしないなと思ったのだが、なるほどこうして並べてみると真っ黒なのは彼一人だし、良く見返してみると案外悪くないじゃないか、という気持ちに切り替わってきた。

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▲2005 Ford Mustang ©2015

純粋にカッコイイカラーリングをしている。前後でホイールが違うのが特徴的。リア、フロント共にスポイラーがイカツイ。下から見るとカーボン風のモールドが入っていて芸コマ。

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▲Baja Truck ©2019

元気の出る赤いボディーカラーがお気に入り。デカいタイヤのマシンは転がしてて楽しいので好きである。大きく50のナンバーがプリントされているけど、50周年記念のマシン、とか?

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▲Bone Shaker

裏側の製造年を覗くのが結構好きなんだけど、これには刻印されてなかった。さてメタルドクロアニキを前面に押し出した謎車…と見せかけて、中々普通にカッコイイ車だと思わせるのは、マットな質感の本体色のせいだろうか。V8エンジン搭載。個人的には当たり枠。

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▲RIP ROD ©2013

さっきおれがパッとしないなどと言って開封早々心に傷を負わせてしまった車だ。誠に申し訳ございません。その理由は、この子だけがボディーが金属製ではなく、安そうなプラ製だったから。しかしそれだけである。せいぜい第一印象くらいである。写真に撮ってよく見てみると形状は全く悪くないし、特に横から見たときはHot Weelsのロゴがスパーンと入ってきて最高なのである。

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▲TWIN MILL ©1969、2011-14

かなりヌルンとした形状のサーフボード型(おれ判断)マシン。後ろには何もないのが特徴。エアライドのフォーミュラースターを思い出す形をしているなあ。ゼロヨンアタック最強なのではないだろうか。

さて、まあ、こんなところだ。今回の内容に満足できたので、またいつか買い足すかもしれない。セール中が狙い目だが普段も特別高いわけじゃあないから、何か新しい刺激が欲しい時に買うのはお勧めだぜ。ではまた。