里帰り出産に行った妻がマンボウで帰れないので、私はプラモデルをする
動画の中では赤ちゃんがベッドの上で手足を伸ばし、反った態勢のまま体を動かしていた。
俺はニコニコしてそれを眺めながらも、そういう決定的瞬間に立ち会えなさそうなことに対して結構ションボリしており、応援したい気持ちと、まだこっちに帰ってくるまでは成功しないでほしいという気持ちが入り混じったフクザツな心境で妻からの近況報告を受けているのであった。
そういう状況であるので、プラモデルをする。何をのんきにしているんだと思うところもあるけれど、プラモデルを触っていて、うまくゾーンに入ることが出来たなら心が整う。俺の生活は仕事とプラモデルと、少しの雑多な娯楽でできている。生活リズムをキープしておくと多少はションボリにも耐えられるのである。
というわけでプラモデルすっぞ!
お正月に買った青島文化教材社の福箱から出てきたソアラを、休み休み作っています。パーツ点数が少なめなので、肩の力を抜いて自分のペースで楽しくやっています。
特別な意味はありませんが、ガラスのパーツをブルーガラスに塗装してみました。見た目が涼しげでカッコいいというのと、試してみたい気持ちがあったのでチャレンジしました。
水性ホビーカラーのクリアー、クリアーブルー、クリアーイエローを3:2:2の割合で調色しています。吹き付ける際には、薄め液と、均等に塗膜が伸びることに期待して少しリターダーを足してみました。
ライトのウインカーやブレーキランプなども塗装しました。クリアーパーツの塗装はすぐにキレイになるので結構好きですね。カーセンサーで実車のソアラと見比べてみたのですが、後ろ側のランプが複雑な構造になっていて、本気になって塗り分けるのは相当に難しいと思いました。アオシマのカーモデルに文句を言うつもりはありませんが、やはり実車をそのまま縮尺して表現するのは難しいんでしょうね。
シャーシやホイールはキット付属のものをそのまま使用しています。ぺたんこの板シャーシにも慣れてきました。初めて見たときは「こんなのは手抜きじゃないか!」と喚いていましたが、今となっては「めちゃくちゃラク~」です。ラクだとストレスが減って楽しいので俺はもうオーケーです。
ボディーはガイアノーツのミクホワイトにしました。実車のカラーはちょっとおじさんっぽく見えたというか、あまり好みではなかったので…。しかしこの色も似合うのかどうかはまだ自分でも分からないです。
スープラも進めています。同時進行です。というか先にスープラを完成させようと動いていたのですが、クリアーを吹いてしばらく乾燥させなければいけないなどの理由で、やることが無くなってしまったので、じゃあソアラも弄るかーといった具合で進めていました。
シャーシはほぼ形成色のまま組み立てただけです。インテリアは軽く塗り分けています。あまり見えないので気楽に作れて楽しかったです。
ソアラと違いスープラにはマスキングシートが付属していませんでした。こういうのはエアブラシで塗装するか、筆で描くか本当に悩みます。マスキングテープを窓枠に沿って貼り付けるのがやりたくなさ過ぎて、結局筆パワーで仕上げました。悩みだすと先に進めなくなりますから、もう取り敢えずやるかという気持ちで塗っていくと、案外良いカンジに収まるもんですね。
ボディーは乾燥待ちの状態です。ギラギラのヤンチャな感じにするか中々に迷いました。しかし今回はノーマル車を作っていて、ホイールも車高もおとなしいカンジなので、色だけイキってもなぁ、という訳で落ち着いた色に決めました。この色は元々戦車に使うものですが、少し温かみのあるグレーが気に入ったので採用してみました。
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図書館
全然プラモデルとは離れてしまっていますが、最近はまた図書館を利用して本を借りたりしています。タダで知識を吸収できるなんて、最高の施設ですよ、図書館は。ブルーカラー、ブラックカラーに勤める俺にとって、この本がビシーッと目に飛び込んでくるのは至極当然のめぐり合わせなのである。
シリーズ働く人を守る「残業」。労働基準法や36協定を主軸に、残業問題について深堀していく内容でした。前半は我々労働者の立場に立って、残業がどれほど迷惑で人としての生活を妨害しているのかを熱く語っており、脳にバシバシと気持ちの良い言葉が打ち付けられていくのですが、後半はちょっと非現実的な理想を語り過ぎており、若干尻すぼみになっていく印象の一冊でした。☆3。
ほかにも「勝手に生きろ!」「人間の本性 人間とはいったい何か」などの本を借り、精神的に疲れているのでは?などと心配される事態に。「勝手に生きろ!」は半分しか読めてなかったですが、かなり面白かったです。
以上、近況報告でした。また次の記事でお会いしましょう~。ノシ