火星深青

日常の想いとか趣味の模型とか

【失敗談カテゴリー誕生】ハローグッバイ

俺の中でスカイレイダー様がお亡くなりになられた

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( ^ω^)・・・

 

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(終 了)

やっちまったのは、他でもない、俺だ。

失敗の記録をつけましょう。気持ちが萎えた原因を伝えましょう。ネットで語られることが少ない失敗について、悔しくても、記してみましょう。

 

 人形の塗装までは中々期待ができる運びだった。過去参照。

mihairu.hatenablog.com

 この段階で良かった理由は、彩られた人形と、シャッキリしたシャープな形成色(プラ地のまま)の飛行機の対比のバランスが良かったのだと思う。おそらく、そこそこ上手く塗れて満足していた人形が、タミヤ製の素晴らしい造形にちょこんと乗っている事で、何も手を加えていない(目障りな気になる部分が無い)状態の飛行機が、いい意味でそれを際立たせていたのだ。

 

ところが『完成』を目指して突き進む以上、プラ地が残っていては気持ちが悪い…。

というのも思い込みだったのかもしれない。前回あれだけ博物館の模型のようだと絶賛していたじゃないか。プラ地にも良いところはあるのだ。

 

・原因

失敗①「計画性の無さ」

そもそもスタートを切る状態ではなかった。なぜなら完成予想を立てられなかったからだ。どのように塗装をしたいのか、自分の中でイメージを持つ事が出来なかった。ヨドバシ・ドット・コムで注文した時は、作例の迷彩塗装に憧れていたはずなのに、それを思い出せば、その通りに作業していたはずなのに。変に捻った塗装にしてやろうと思ってしまった。塗装に気乗りがしなかったのも、今思えば何か間違っているぞ、と俺の中で既に感づいていたのかもしれない。また、翼の下に付く弾が14個もあるのだが、色を塗る前に先にすべて組んでしまった。これでは上手く塗れるはずもない。エンジン等についても同様である。先に組むなら組むで、またいつもとは違う楽しみ方を模索するべきだった。(そもそも操縦席は先に塗ったのになんで他は考えていなかったのか。中途半端だ!)

 

失敗②「筆塗装に固執したこと」

前回、車の塗装で妙な大義を得たのか、とにかく筆でやり遂げる事こそが正義だと、無意味なこだわりを持ってしまった。下地塗装は0.5mmのハンドピースでエアブラシ塗装をするべきだったと後悔。理由は、モールドが潰れてしまうのを防ぐため。どうして持っているのに使わなかったのか。それから1/48の飛行機は思っていた以上に塗る面積が広かった。いつになったら終わるのか掴めない筆塗りは、意志力を奪っていく。やがて疲れてやめてしまう。趣味は楽しめる範囲で行うべきだと、後悔した。

 

失敗③「塗料のチョイスが雑」

やる気が無いときは、やり始めるとやる気が出る。そんな風に見切り発車をしてしまったものだから、選んだ塗料もテキトーであった。鮮やかにするのか、グレートーンでまとめるのか、箱絵の様にするのか。方向性を失ったまま下地塗装に入った。ラッカー筆塗りの場合、重ね塗りをする場合であっても下地を溶かしながら塗ることになるので、下地いえど計画性の無さは致命的だ。塗料の食いつきをよくするためという意味合いでは、勿論意味のないことではないのだが、だったら先にサフでもサッと吹けばよかったのだ。いつまでもメインカラーを決められずボテボテ塗っていたのでは、モールドは潰れる一方だ。

 

塗装だけで言えば、上記のあれこれが失敗の原因だ。どうも最初から抜けていたらしい。仕方が無いので、上からエアブラシで塗料を吹き付けて、なんとかリセットをかけて不格好な完成品にしてやろうと思ったが、ふたをつけ忘れたカップから塗料がこぼれて、直撃して、指を離せば指紋がついて、というところで、俺の中で決着が付いたといったところだ。スカイレイダーにトドメをさしてしまった。

 

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お、俺の3,000円がーーー!

でもこれで次の1/48飛行機では失敗を少なく出来ると思うしかないね。思えばカーモデルも、アオシマコペンを買ってきて筆塗オンリーでやってやると意気込んではいたものの、インテリアの床に色を置いていた段階で気持ちが萎え、処分してしまったことを思い出した。あの時もどう塗っていいのか分からず、取り合えず下地を塗るかーと適当な(汚い)グレーを塗って、気持ちが萎えて諦めていたのだった。

手順を簡略化するのはOK。でもその手順を考えることを放棄してしまうと、ロクなことにならないよという悲しい話でした。

 

では反省!

①完成のイメージをしっかり持つ

②自分が楽しめる範囲で楽しむ

③下地は目的に合ったものを選ぶ

以上! …クソクソクソクソksksksksksks!!!!

 

 

 

※昨夜はストレスで中々寝付けませんでした。趣味でイライラするのは良くないよ!