火星深青

日常の想いとか趣味の模型とか

カーモデルこわい

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カーモデルが怖い。

 

画一的な制作方法が自分の中で正解だと感じているから怖いのである。

画一的:何もかも一様で、個性や特徴のないさま。

 

とにかくハードルが高いのは間違いない。そう刷り込まれている。ボディーだけでもスゴイ。まず猛烈な下地処理からの、ムラの無い均一な塗装面。ホコリ死すべし。クリアーコートをテロテロにかけた後、1週間以上乾燥。ホコリ滅ぶべし。乾燥後、仕上げ目のやすりで慎重に研ぎ出し、コンパウンド3種を使用しツヤツヤに磨く。そうすることで理想的なカーモデルが出来上がるのだ。

 

 

遠慮するな、おかわりもあるぞ(シャーシ、インテリア等)。いやぁぁ辛ェ!

 

そんな訳で現在、タミヤのGRスープラを作っています。

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携帯ラジオはいい。その佇まいがいい。

ボディーはそのままでも使えるくらいピカピカだったので、表面処理なんかはスルーしました。取り合えず黒を吹いたってところで手が止まってしまいました。

 

ここから先が怖くて中々気が進まないのです。どういうことかというと、正直欲望のままに筆塗がしたいのです。でもなぁ…筆塗したって、つまるところそれは終わりやぞ。カッコイイカーモデルを手に入れたいなら、お前、エアブラシ塗装だろうが。しかもだ、俺が使いたい色はGXメタルブラッディレッド、更にその上からGXディープクリアーレッドの所謂キャンディ塗装ってヤツだ。こんなん筆塗で、お前、お茶が無いよ!(無茶)

 

と、こんな感じで全く手が進まん。全く上手く行く気がしない。それならエアブラシ塗装だって思いますけれど、しかしですね、エアブラシ塗装にも結構失敗のトラウマがあって、何だかんだ便利だけどコントロールが効かないツールでもあるのです、俺にとっては。しかもこのGRスープラ、めちゃめちゃに出来がいい。あと値段もそこそこだ(俺基準)。これが1,000円くらいのキットだったらYoutubeのゲーム実況でも流しながら適当に塗ってしまうところなのだが、そうもいかない。キットの良さが分かってしまうから、逆にプレッシャーがかかる。雑に扱いにくい。

 

とはいえ方向性は実際のところ決まっている。筆塗り塗装です。クリアーコートだけはエアブラシを使うけど。まぁ結局仕上がりにどれだけ自分が愛情を感じられるかってところを重視しました。でも上手く行かなかったらトラウマが1つ増えることになるけどね。

 

ハァーやっぱりカーモデル怖いなぁ。全然自信がない。やってみたら意外と良くなったってやつに期待するしかねえなぁ。うーむ、どうして筆塗の作例って殆ど出てこないんだろうな。俺も礎になりましょう。失敗の礎かもしれないけど。もし上手くいったら、ビビってる仲間を勇気付けられるかもしれないぞ。酷いものが出来たら、俺のスープラもインターネットの海に沈めてくれないか。