【DIY】タミヤの情景シートを彩色しよう
今回は俺が知っているお気に入りの遊びを紹介するよ。
タミヤの情景シートをご存知でしょうか。石畳のモールドが施された紙製のシートで、路面や壁をリアルに表現できる便利グッズでございます。裏面にシールはついてないから、切り出した後に両面テープ等で台座に固定します。(俺はナイスタックの強力タイプを愛用しています。)コイツが非常におすすめアイテムですので、ご紹介していくわよ。安くて便利そうだったから取り合えずストックしてあるって人も、この機会にレッツトライよ!
取り合えずうちのリビングに放置されていた、タミヤ情景シート(石畳A)を貼り付けたままのモノがあったので、今回はこれを塗っていくよ。台座はダイソーで購入したコレクションケースのものです。
正直この状態でも中々の満足感があります。ミニカーとか飾るのにちょうどいいサイズなんですよね。ではまず水性ホビーカラーのグレーバイオレットを平筆で塗っていくよ。タミヤモデリングブラシHG平筆極小を使用。手持ではこれがピッタリだった。
最終的に形成色含めて5色で石を塗る予定なので、一色ごとのバランスを考えがえながら色を置いていきます。
タミヤ情景シートの説明書には『エナメル塗料・アクリル塗料で筆塗り、吹き付け塗装できます』『ラッカー系塗料での筆塗り塗装は印刷面を傷めるのでできません』と書いてある。なのでクレオスの水性ホビーカラーとタミヤアクリルミニを使用しています。
あっ、あと紙製なので、水分多めで塗装すると紙がビヨビヨに歪むから、最初の貼り付けはキッチリやったほうがいいですよ。ちょっとなりましたもん。気を付けて。
2色目が入りました。グリーン系のグレーですね。これで今、合計3色です。結構きれいでしょう?ステンドグラス的な良さがあります。このくらいで切り上げてもいいと思います。
ニュートラルグレイは他の色と比較して冷たい色のグレーって感じですね。ところでこの作業はリビングでやっています。作業机でなくても気軽に楽しむ事が出来るのでお勧めです。
黄色っぽい石も欲しかったのでダークイエローをチョイス。ただそのままでは色が強すぎて浮いてしまう気がしたので、先ほどのニュートラルグレーを1:1で混色して使用。ちゃんと馴染みました。
形成色と合わせてこれで5色!塗装お~わり!
どうでしょう、かなりいい感じじゃあないですか!(自画自賛)。本当はここにクリアー(光沢)を上塗りすることによって、更に石の質感が強調されて良いんですが、今手持が無かったので半光沢を筆塗することにしました。しかし半光沢で上塗りしてみたんですが、まぁ目には見えない変化ですねこれは…。皆さんは仕上げにクリアーを筆塗してみてください笑
まぁ、もう大体完成でいいと思うんですが、「いつ、どこで、何のために買ったのか思い出せなァい!」草風のマテリアルがあったので、折角だから使ってしまおうという流れです。ラインストーン用ボンド デコプリンセスで接着しています。これも大変便利な、透明に仕上がる接着剤です。
完成です!雑草を生やしたお陰でちょっと古い道路の雰囲気になりました!ミニカーを飾るのに丁度良いんですよねー。スケール感が。
このタミヤの情景シートに彩色するという遊びは、プラモデルが上手い下手に関わらず、誰でもある程度の成果を出せて満足感も得られるという、非常に楽しい遊びですので皆さんも是非マネしてみてね。石畳に使う色は今回紹介したカラーでなくても勿論良いので、好きな色を使って自分好みの色にリメイクしちゃおう!
良かれと思って仕上げにウェザリングカラーをペンキ塗りすると、クッソ汚くなる上に今までの色分けが無に帰すので注意しましょう※過去経験談