re:実らなくても トヨタ セリカ ターボ 4WD
ホイールに貼ったデカールはまとめてクリアーコートしたかったので、割りばしに4つ貼り付けて吹き付けた。団子みたいだ。
昨日の夜書いた文章を見直して、どうも自分が無理をしているなと思うところがあったので、書き直した。自分勝手に書き換えてしまって申し訳ない。
今回作成したのはハセガワからリリースされている、セリカターボ4WDである。恐らく結構古めのキットで、近所のリサイクルショップに売られていたところを1,400円で回収した。お買い得な値段でつい迷わず購入してしまったが、キットに付属していたデカールの半分が寿命で貼る事が出来ず、泣く泣く諦める事にした。水にうるかすとヒビが入って砕ける。パッチワークをすることで対応可能みたいなんだが、そこまでの忍耐は無かったので、薄味のセリカターボを作ることになってしまった。
要は今回の完成品、完成したところで堂々と「完成!」と言い切る事が出来ない。そんな訳で自分の中で納得のいかない感情が燻っている。昨日まで無理矢理良いところを探してアゲていた文章をつぶして、今新しく書き直しているところである。
1993年、カーナンバー1のセリカターボはケニアの台地を走りきって優勝したらしい。このキットは俺の初ラリーカー体験だった。そもそも外観でしか区別できていなかった俺は、内装に小さなジャングルジムみたいな格子を取り付ける事など予想していなかったので、初めての作業に物珍しさを感じながらなんとか説明書の指示通りにこれを組む事が出来た。内側から突っ張ることで、車体を頑丈にしているのかな?よく見ると車高も高いのかもしれない。オフロードマシンだものな。ウェザリングペーストで泥を追加してもそれらしく見えるだろうか。
ナンバープレートは紛失したため、ランナータグを削って埋め込んでみた。ギラリと光るHasegawaロゴが意外にもカッコイイ。
一つ一つの作業は楽しかったのに、最終的に写真に収めて完成品を客観的に捉えた時に、出来栄えと向き合う。この後ブログで公開するときに、そのレベルに達していないのではないかと心配をした、なんて生意気を書いてしまう。この間のタミヤ1/48スカイレイダーも失敗していた事もあって、どうにも黒星を2つ付けることに抵抗があったらしい。しかしなんだ、無理矢理ふざけて気持ちを誤魔化すのもどうだろう。
そんな中、コイツは完成した。でも、キット通りには完成しなかった。俺は作っていて1つ1つの作業が楽しかったし、なんなら実はいつもよりミス無く作れたのだ。特に窓枠のフィルム貼りは上達を感じた。だが、それでも完成してはいないらしい。カストロールの鮮やかな赤と緑が足りない。
薄味な完成品と俺の腑に落ちなさ。どうしたもんか。カストロールのパターンはリベンジしたい。スカイレイダーも、実はパイロットだけ残してある。いつかまたあのシートに乗せ換えるんだ…。実らない…。
最近、「Mini Art」というメーカーのキットが気になっている。
次回もまた遊びに来てくださいまし。